衝撃の結末!!!予備知識なしでの鑑賞を強くおすすめ
1995年 アメリカ
原題:Seven
監督:デヴィッド・フィンチャー
出演:ブラッド・ピット、モーガン・フリーマン、グウィネス・パルトロー
上映時間:127分
衝撃のラストで有名な作品の中でも、ひと際印象に残る結末をむかえる作品である。このブログではネタバレをせず作品を紹介したいため、これ以上の言及を避ける。
定年間近の刑事サマセット(モーガン・フリーマン)と新人のミルズ(ブラッド・ピット)が、「七つの大罪」(1.嫉妬/ENVY、2.高慢/PRIDE、3.怠惰/SLOTH、4.憤怒/WRATH、5.強欲、6.肉欲/LUST、7.暴食/GLUTTONY) になぞらえた連続猟奇殺人事件に挑むというストーリーである。
デビュー間もない若きブラピと「ショーシャンクの空に(1994年)」でブレークしたベテラン俳優モーガン・フリーマン、当時実生活でも婚約中であった妻役のグウィネス・パルトロー、そして今や大物俳優である犯人役の俳優とキャスティングも豪華である。全員がスターとなった現在では実現しないだろう。(過去の作品には、そういう楽しみ方もある。)
本作は「エイリアン3(1992年)」で映画監督デビューしたデヴィッド・フィンチャーの2作目となる。マドンナ、エアロスミス、ローリングストーンズ、スティングといった大物ミュージシャンのミュージックビデオで評価を高めた監督だけに、フィンチャーの作品からは映像と音楽のセンスがどの作品からも感じられる。
アカデミー作品賞の受賞を惜しくも逃した代表作「ソーシャル・ネットワーク(2010年)」以降全ての作品でサントラを担当しているトレント・レズナー&アッティカス・ロスの作曲はフィンチャー作品を体現しており、「ソーシャル・ネットワーク」ではアカデミー作曲賞を受賞している。
トレント・レズナーは人気バンド「ナイン・インチ・ネイルズ(NIN)」のメイン・コンポーザー兼ヴォーカリストとしての活動も有名であり、「セブン」のオープニングは彼らの人気曲「クローサー」のリミックスである。
これ以上は考えられないほど後味の悪い結末であるが、何度も見返したくなる、そんな雰囲気をまとった作品である。
それでは、また別の作品紹介でお会いしましょう。「さよなら、さよなら、さよなら!」
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